目次
オロナイン軟膏とは?
オロナイン軟膏とは、日本では最も有名な軟膏のひとつです。
オロナイン軟膏には、クロルヘキシジングルコン酸塩という消毒成分が配合されています。
細菌の繁殖を防ぐことによって、患部の周囲の組織体への悪影響を防ぐ効果があります。
オロナイン軟膏の効能
オロナイン軟膏は、公式ホームページにて以下の症状に効果があるとされています。
- キビ
- 吹出物
- はたけ
- やけど(軽いもの)
- ひび
- しもやけ
- あかぎれ
- キズ
- 水虫(じゅくじゅくしていないもの)
- たむし
- いんきん
- しらくも
上記のような、細菌や雑菌の繁殖を防ぐ目的として使用されます。
消毒液の種類
消毒液には、以下の3種類存在します。
- 高水準
- 中水準
- 低水準
オロナイン軟膏に配合されているクロルヘキシジングルコン酸塩は、低水準の消毒薬に分類されます。
したがって、皮膚への刺激の少ない弱めの消毒薬となっています。
ちんこにオロナイン軟膏が効く
オロナイン軟膏は、効能の一覧には書かれていませんが、ちんこにも有効的に使用できます。
具体的には、カンジタ性亀頭包皮炎に効くと言われています。
カンジタ性亀頭包皮炎は、白いノリ上の幹部が散見されるのが特徴的です。
カンジタ性亀頭包皮炎を放置しておくと、尿道からカンジタ菌が入り込み、尿道炎に発展する恐れがあります。
症状を確認した場合は、オロナイン軟膏を幹部へ塗布し、応急処置をしてください。
オロナイン軟膏は、軽度の症状に対して有効的な消毒液です。
つまり、症状が重度の場合は、オロナイン軟膏だけでは対処しきれません。
したがって、病院での診察を受けることをおすすめします。
ちんこへのオロナイン軟膏の使い方
ちんこへのオロナイン軟膏の使用方法について説明します。
オロナイン軟膏をちんこへ塗る場合は、使用したい部分が清潔であることが望ましいです。
したがって、お風呂上がりに使用することが最も効果的です。
オロナイン軟膏を使用する際、以下の場合の人は使用する前に医師の相談を受けてください。
- 医師の治療を受けている人
- 薬などで過敏症などのアレルギー反応を起こしたことがある人
- 患部が広範囲の人
- 患部のただれがひどい人
- 傷が深い人
また、1週間ほど使用し、症状が緩和されない場合は、使用を中断し医師に相談しましょう。
乾燥に使用できる
オロナイン軟膏は、乾燥に使用することが出来ます。
もちろん、ちんこの乾燥にも使用可能です。
ちんこが乾燥することによって引き起こされる痒みに対して、オロナイン軟膏は効果的です。
オロナイン軟膏に配合されている油性成分が、乾燥を予防する働きをします。
また、皮膚を乾燥から保護する働きもあります。
細菌性亀頭包皮炎には使用できない
ちんこの病気として、カンジタ性亀頭包皮炎の他に、細菌性亀頭包皮炎があります。
亀頭包皮炎は、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの雑菌やカンジタ菌が、亀頭や包皮に感染して起こる症状です。
細菌性亀頭包皮炎は、
- かゆみ
- 痛み
- 皮剥け
- びらん
- 亀裂
- 膿
などの症状を引き起こす可能性があります。
したがって、軽度の症状に使用するオロナイン軟膏の使用できる範囲を超えています。
軽度の細菌性亀頭包皮炎であれば、オロナイン軟膏を使用することが出来ます。
しかし、重症化することで、オロナイン軟膏の手に負えなくなります。
したがって、早めに病院にて診察を受けることをおすすめします。
オロナイン軟膏の副作用
オロナイン軟膏の副作用について説明します。
オロナイン軟膏を使用することで起こりうる副作用は以下の通りです。
- 発疹
- 発赤
- 痒み
- はれ
- 乾燥
- ひびわれ
上記の症状が出た場合は、直ちにオロナイン軟膏の使用を中止してください。
また、医師へ相談をしましょう。
アナフィラキシーショックを引き起こすことがある
オロナインの副作用として、ごくまれにアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
アナフィラキシーショックとして、使用後に以下の症状が出る可能性があります。
- 皮膚やのどの痒み
- じんましん
- 声のかすれ
- くしゃみ
- 息苦しさ
- 動悸
- 意識の混濁
上記の症状が出た場合は、すぐに病院での診断を受けてください。
まとめ
オロナイン軟膏に配合されているクロルヘキシジングルコン酸塩は、低水準の消毒薬に分類されます。
したがって、皮膚への刺激の少ない弱めの消毒薬となっています。
様々な効果に期待できるオロナイン軟膏は、ちんこにも使用可能です。
効果のある主な症状は、
- カンジタ性亀頭包皮炎
- ちんこの乾燥
- ちんこの痒み
などがあります。
細菌性亀頭包皮炎に対しては、軽度の症状であれば効果があります。
しかし、重度の場合は医師の診断を受けることをおすすめします。