漢方精力剤は、効果も期待でき、医薬品に比較すると副作用も少ないため、安全に利用できるとされています。
今回は、漢方精力剤の効果や副作用、よく利用される成分、おすすめの漢方精力剤について解説します。
漢方精力剤の利用を検討している方は、ぜひご参考になさってください。
目次
漢方精力剤とは
漢方精力剤とは、自然界に存在する植物や動物、鉱物を2つ以上組み合わせた精力剤です。
主成分は生薬で、薬品ではなくサプリメントですが、その効果に期待できるものも少なくありません。
また、副作用などはほとんどなく、体にかかる負担は薬品に比べると少ないというメリットもあります。
漢方精力剤は副作用のリスクが少ない
漢方精力剤と西洋系のED治療薬の違いは、その成分にあります。
化学合成で作られたED治療薬は、必要とする効能のみを追求しており、効き目は強いものの、副作用も無視できません。
これに対し、漢方精力剤は生薬を成分としているため、人という生物に吸収されても親和性が高いです。
そのため、副作用のリスクが低いとされています。
西洋系のED治療薬は、10年単位の歴史しかありません。
これに対し、漢方精力剤は中国で作られていますが、その歴史は非常に古いです。
100年以上前から効果があるとされている生薬を組み合わせています。
その間に副作用があれば、成分の調整をすることで、問題解決も図られているのです。
漢方精力剤の副作用のリスクが少ないとされる理由は、生薬をその成分としているだけでなく、その歴史が長いこともひとつの理由といえるでしょう。
ただし、少ないとはいえ、副作用が出る場合もありえます。
体調の異変を感じた場合は、使用を中断して医師に相談するなど、適切な処置をするようにしましょう。
疲労回復などの補強機能も兼ね備えている
漢方精力剤は、精力剤としての効果をアピールしていることが多いのですが、実は他の機能も兼ね備えています。
たとえば、下半身の力を増大させますが、そのために、血行をよくする生薬を使っていることが多いです。
そのため、単なる精力剤としての機能だけでなく、血行がよくなることによる疲労回復などの補強機能も兼ね備えています。
西洋系のED薬は、勃起の増強・持続のみを目的として作られているため、一時的には血行を促進するはたらきがあるものの、効果が切れてしまえば持続することはりません。
漢方精力剤は、西洋系のED治療薬に比べ、高価であることも少なくありません。
しかし、それでも購入するファンが多いのは、それ以外の効果も期待できるからという側面もあるのです。
漢方精力剤によく使われる成分
漢方精力剤には、いろいろな成分が配合されています。
その中にはタツノオトシゴや鹿の袋角などもありますが、主な成分として次の4種類が挙げられます。
すっぽん
すっぽんは、日本でもすっぽん鍋として食べることがあるカメの一種です。
すっぽんには、体外から摂取しなければいけない必須アミノ酸やビタミンB群、さらにはカルシウム、鉄、コラーゲンが豊富に含まれています。
必須アミノ酸は、男性の精子や男性ホルモンの生成に欠かせません。
そのため、すっぽんは精力増強に効果があるといわれるのです。
また、ビタミンB群やカルシウム、鉄といったミネラル成分は、体調維持に欠かせません。
これらの成分が相まって、精力剤として大きな役割を果たすのです。
すっぽんは、このような豊富な成分を持っていることから、漢方精力剤に多く利用されています。
また、それ以外にも、病み上がりや、貧血、月経不順などにも効果的といわれています。
マムシ
マムシは、お酒に漬け込んだマムシ酒で知られている毒蛇の一種です。
マムシは古くから、漢方精力剤の原料とされてきました。
漢方精力剤の材料として使う際には、皮を剥ぎ、胆のうや内臓を取り除いて乾燥し、粉末の状態にします。
この粉末には必須アミノ酸を多く含んでおり、とくに精力増強効果があるアルギニンが豊富です。
また、必須アミノ酸が有効にはたらくことで血行がよくなる点も無視できません。
血行が促進されるとペニスの勃起を促すことにつながり、精力剤として理想的な効果が期待できます。
高麗人参
高麗人参は、精力剤として有名な生薬です。
高麗人参の効果はさまざまですが、とくに滋養強壮や性機能の改善が期待できます。
高麗人参の効用のひとつに、テストステロンの分泌促進作用が挙げられます。
テストステロンは、男性ホルモンの一種で、精力向上には欠かせません。
ただし、残念ながら30代を境に、テストステロンの分泌が減少します。
これが年齢とともに精力が減退する理由です。
しかし、高麗人参を摂取することでテストステロンの分泌が促進され、20代の頃のような精力が期待できます。
また、高麗人参には血行促進作用もあります。
血行が促進されることで体調がよくなるだけでなく、勃起不全の改善も期待できるのです。
このように高麗人参には多くの効用があり、精力剤には欠かせない成分となっています。
オットセイ
オットセイは、1頭のオスが20頭から30頭のメスを相手に、1か月間飲まず食わずで繁殖をします。
このパワーの源となる陰茎と睾丸が、海狗腎(かいくじん)として漢方精力剤の原料となるのです。
オットセイの睾丸にはホルモン物質が含まれているため、睾丸と陰茎部分は医薬品成分に分類されます。
また、オットセイの肉には、「カロペプタイド」と呼ばれるたんぱく質が含まれています。
カロペプタイドは必須アミノ酸の全てが含まれているだけでなく、血管拡張作用があって、新陳代謝を促進するといわれるのです。
血行促進も期待できるので、勃起不全の症状も改善できるのではないでしょうか。
おすすめの漢方精力剤
このように漢方精力剤は、精力減退に悩む方への効果が期待できます。おすすめの漢方精力剤を2つご紹介します。
すっぽんパワー球
すっぽんパワー球は、乾燥したすっぽんの粉末を使ったサプリメントです。
アルギニンやロイヤルゼリーも含まれています。
飲みやすいソフトカプセルなので、精力減退が気になる人は一度試してみてはいかがでしょうか。
Amazonで15日分(60粒)が1,300円で購入できます。
至宝三鞭丸(小粒) 240丸
至宝三鞭丸は、オットセイの生殖器・タツノオトシゴなど動物・植物・鉱物など有効成分として37種類の生薬が配合されており、これらの原料を粉末にし丸剤としたもので、滋養強壮、肉体疲労、虚弱体質の改善に効果があります。
第2類医薬品に分類されるため、高い効果を期待できる分、副作用などには注意しましょう。
至宝三鞭丸は1回8丸(粒)1日3回の計24丸の服用を推奨しているので上記サイズは10日分となります。
Amazonで5,500円で購入できます。
まとめ
漢方精力剤は、効果も期待でき、疲労回復などの機能も備えています。
医薬品に比べると副作用なども少ないため、安全に利用できます。
男性機能にお悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。