「最近、性欲が衰えている気がする…」
そんなお悩みをお持ちの方は、もしかしたら普段の食生活に原因があるかもしれません。
意外に思われるかもしれませんが、実は性欲は普段の食べ物の影響を受けるのです。
この記事では、性欲アップにつながる食べ物と、性欲を減退させてしまう食べ物をそれぞれ詳しく紹介していきます。
目次
性欲をアップさせる食べ物とは?
まずは性欲をアップさせてくれる食べ物から見ていきましょう。
性欲亢進につながる食べ物には、以下の3つの特徴があります。
- 抗酸化作用がある
- 血流を改善する作用がある
- ストレスを緩和する作用がある
それぞれ詳しく紹介していきます。
①抗酸化作用のある食べ物
性欲をアップさせる食べものの1つ目の特徴は、抗酸化作用があるということです。
抗酸化作用とは、体内に発生する活性酸素というものを取り除く作用のことです。
酸素は私達人間が行きていく上で必要不可欠なものですが、体内に取り込んだ酸素の一部は、身体を参加させる作用を持つ活性酸素になります。
参加とは金属が錆びる現象のことで、人体も酸化することで老化していくのです。
この酸化という作用は、性欲の源であるテストステロンという男性ホルモンの減少にもつながります。
そして、体内を酸化させる活性酸素を取り除くためには、抗酸化作用の強い食べ物が有効なのです。
つまり、抗酸化作用の強い食べ物を食べると、活性酸素によるテストステロンの低下を防ぐことができるため、性欲低下を防ぎ、性欲を維持することができるのです。
高い抗酸化作用を持つ具体的な成分としては、
- カカオポリフェノール
- アスタキサンチン
- ビタミンE
などがあります。
カカオポリフェノールはその名の通りチョコレートに多く含まれており、アスタキサンチンはエビやカニ、鮭などの赤い魚介類に豊富です。
また、ビタミンEの含有量が多い食品としては、アーモンドを始めとするナッツ類やアボカド、うなぎなどが挙げられます。
②血流を改善する食べ物
性欲をアップさせるための2つ目のポイントは、血流改善効果の高い食べ物を食べることです。
結構が良くなると体中に栄養がめぐるため、活力が漲り、性欲も旺盛になります。
また、ペニスが勃起するためには血行の促進は必要不可欠なものであり、結果として精力の増強にも繋がります。
血流改善に有効な成分としては、
- アリシン
- カプサイシン
- ショウガオール
などが挙げられます。
アリシンとは強い抗菌力や抗カビ作用を持つニオイ成分で、にんにくやねぎなどニオイが強烈な食材に多く含まれます。
カプサイシンは唐辛子に含まれる辛味成分のことで、比較的身近な成分なので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、ショウガオールもその名の通り生姜に含まれる辛味成分で、血流を促進し、身体をポカポカと温めてくれる作用があります。
③ストレスを緩和する食べ物
3つ目に摂取すべき食材は、ストレスの緩和につながるものです。
意外に思われるかもしれませんが、実は経口摂取した食べ物は脳に影響を及ぼし、ストレスを緩和する作用を果たすものもあるのです。
テストステロンはストレスを感じると分泌量が減少してしまう傾向があるため、ストレスを和らげてくれる食べ物を積極的に食べることで、性欲をキープすることができるというわkです。
ストレス緩和に効果的な成分としては、
- トリプトファン
- テオブロミン
- アラキドン酸
などがあります。
トリプトファンはアミノ酸の一種で、豆腐や納豆といった大豆製品、チーズや牛乳などの縫う製品、米などの穀類に多く含まれます。
テオブロミンはカカオの種子に多く含まれるアルカロイドです。
チョコレートはカカオポリフェノールによる抗酸化作用も期待できるため、性欲アップにはとても優秀な食品ですね。
アラキドン酸は不飽和脂肪酸の一種で、卵やレバー、肉類に多く含まれます。
サプリによる摂取もおすすめ
ここで紹介した食品を毎日摂取するのは現実的に難しいでしょう。
そこで、効果的に性欲アップにつながる栄養素を摂取するためには、ぜひサプリメントも活用してみてください。
サプリの飲み過ぎは肝臓への負担も大きくなってしまうので、自分に不足していそうな栄養素をピックアップして、サプリで摂取するといった方法がおすすめです。
性欲減退につながる食べ物に注意!
続いて、性欲を減退させてしまう食べ物として、以下の3つを紹介します。
- 悪い脂を使っている食品
- 砂糖を多く使っている食品
- アルコール
詳しく見ていきましょう。
①悪い脂を使った食べ物
ダイエット信仰によって脂質=悪いものというイメージが強いかもしれませんが、実は脂にも良し悪しがあり、避けるべきは悪い脂です。
中でも特に注意が必要なものとして、トランス脂肪酸というものがあります。
トランス脂肪酸は、体内で異物として認識されるため、体外に排出するために消化器官に多大な負担をかける上、ビタミンやミネラルなどの栄養素も大量に消費するため、身体の代謝を悪くし、血行不良や慢性疲労といった性欲減退につながる悪影響を及ぼすのです。
トランス脂肪酸は
- マーガリン
- ケーキ
- カップラーメン
- フライドポテト
- ポテトチップス
- チョコレート
- ショートケーキ
などに多く含まれるため、注意が必要です。
②砂糖を多く使った食べ物
2つ目に避けるべき食品は、砂糖を多く含む食品です。
砂糖を大量に摂取すると瞬間的に血糖値が上昇しますが、実は血糖値の高さとテストステロンの分泌量は反比例することが分かっており、血糖値を上げる行為は、間接的に性欲の減退につながることがわかっています。
普段からお菓子や甘いものを多く食べる習慣がある方は、なるべく砂糖の摂取量を減らす努力をしてみてください。
③アルコール
3つ目に注意すべき食品は、アルコールです。
通常の酒量であれば問題ありませんが、大量の飲酒はテストステロンの分泌を阻害することが分かっており、特に習慣的に深酒をする場合には男性ホルモンの分泌量が著しく低下する恐れがあります。
また、アルコールの量だけでなく、種類にも気を使う必要があります。
ビールに含まれるナリンゲニンという成分は女性ホルモンに似た作用があり、テストステロンの働きを阻害するため、ビールを多く飲む人も性欲が低下しやすい傾向にあります。
嗜む程度でしたら問題はありませんので、お酒は飲みすぎないように注意してください。
まとめ
食べ物と性欲の関係について解説しました。
普段の食べ物というのは意外なほど性欲の有無に影響を及ぼしているものです。
性欲アップに良い食品を摂ることはもちろんですが、悪い食品を避けることも同じくらい重要ですので、ぜひこの記事を参考に、食習慣の見直すを行ってみてください。