ED治療薬レビトラとは？効果・価格・副作用・入手方法を解説！

ED治療薬といえばバイアグラが有名ですが、実は他にもED治療薬は存在し、「レビトラ」は非常に優れた特徴を持つ薬です。

この記事では、レビトラの特徴や勃起不全を改善する効果、価格や服用にあたっての注意点など詳しく解説していきます。

レビトラとは

まず初めにED治療薬のレビトラの錠剤の見た目は、円形で淡黄赤色（オレンジ色）で中身は白い薬剤となっています。

またレビトラには、

• 10mg
• 20mg

の2タイプの錠剤があり、バイアグラよりも水に溶けやすい性質を持ちます。

早速、レビトラとはどの様なED治療薬なのか見ていきましょう。

レビトラはバイエル薬品発売のED治療薬

レビトラの製造販売元はドイツのバイエル薬品が開発・販売しているED治療薬です。

バイエル薬品はレビトラ以外に

• 消炎
• 解熱
• 鎮痛作用

に用いられる「アスピリン」を開発、製造した製薬会社です。

有効成分は「バルデナフィル」

「レビトラ」というのはバイエル薬品の商標登録名であり、有効成分は「バルデナフィル」と呼ばれ、PDE5という勃起を抑制する成分の生成を阻害する作用を持ちます。

レビトラの製剤名は「バルデナフィル塩酸塩水和物錠」となります。

レビトラの入手方法と価格相場

上でも触れたとおり、レビトラを入手するためには医師の処方を受ける必要があります。

またレビトラを含むED治療薬は、自由診療のためクリニックにより価格はまちまちですが、1錠あたりの相場は概ね次のとおりです。

「レビトラの価格」
（1錠：10mg）	1,500円
（1錠：20mg）	1,800円
備考	自費診療、医療機関でも保険適用外

2020年6月レビトラにも国内正規ジェネリックが登場

レビトラは2020年5月頃まで国内特許が残っていたため、正規のジェネリック医薬品はありませんでした。

ここからは朗報となりますが、2020年6月3日にレビトラのジェネリック医薬品として沢井製薬の

• バルデナフィル錠10mg/20mg「サワイ」

が厚労省より製造販売承認を取得し、2020年7月6日(月)より国内正規で発売開始されます。

また価格情報など新しい情報が入り次第、この記事を更新させていただきます。

ジェネリックもレビトラと同様に自由診療になりますが、バイアグラの場合には安いクリニックですと1/4程度でジェネリックを購入できるため、レビトラもかなり入手しやすくなることが予想されます。

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レビトラの効果

手に入れる為にはクリニックや医師による処方箋が必要な勃起不全(ED)治療薬のレビトラ。

ED治療薬のレビトラを服用する事でEDにどの様に効くのか、効果や特徴を詳しく見ていきましょう。

性的刺激による勃起の補助

レビトラは服用する事で、性的な刺激を受けて興奮した際にペニスが勃起するのを補助する効果があります。

また服用した事で、

• 「性欲が増進した」
• 「性的に興奮しやすくなった」

などといった、精力剤や媚薬の様な作用も持たない点には注意してください。

勃起を治める「PDE5」を阻害する

勃起をサポートするメカニズムはバイアグラと同様で、勃起を治める作用を持つ「PDE5」という酵素を阻害するというものです。

この様な作用機序から、レビトラやバイアグラといったED治療薬を「PDE5阻害剤」と呼ぶこともあります。

レビトラの特徴

最初のED治療薬であるバイアグラ、そしてレビトラの3年後に発売されたシアリスと比較した際に、レビトラの最大の特徴は即効性と効果の強さです。

また、勃起をサポートする効果も強く、3つのED治療薬の中で最も硬さが出やすいとも言われています。

さらに、効果の持続時間もバイアグラより長く、バイアグラの作用時間が4時間程度であるのに対し、低用量の10mg錠で約5時間、容量の多い20mg錠では最大で10時間程度と、かなり長く勃起促進効果を得られることがわかります。

バイアグラ・シアリスとの比較

ED治療薬にはレビトラの他に、

• 「バイアグラ」
• 「シアリス」

という薬が開発・販売されており、効果・効能は全て性的興奮時の勃起のサポートという点で共通ですが、

• 効果の作用時間や服用のタイミング
• 食事やお酒による影響

といった点でそれぞれ異なる特徴を持ちます。

ED治療薬「バイアグラ」の特徴

以下、バイアグラ1錠あたりの価格の目安相場です。

バイアグラの価格
（1錠：25mg）	1,300円
（1錠：50mg）	1,500円
（ODフィルム50mg：1枚）	1,000円
備考	自費診療、医療機関でも保険適用外

バイアグラ ジェネリックの価格
東和薬品株式会社 （1錠：50mg）	1,000円
キッセイ薬品工業 株式会社 （1錠：25mg）	650円
キッセイ薬品工業 株式会社 （1錠：50mg）	1,000円
備考	自費診療、医療機関でも保険適用外

ED治療薬「シアリス」の特徴

もう1つのED治療薬であるシアリスとレビトラを比較した場合には、シアリスは効果が穏やかで長時間持続するといいう特徴を持ちます。

シアリスは1錠服用すれば20時間～最大36時間程度効果が持続し、自然な硬さで勃起をマイルドにサポートしてくれるため、レビトラとは使用感自体が大きく異なるといえるでしょう。

効果が表れるまでにはある程度時間がかかるため性行為の3時間前には服用する必要があります。

「シアリスの価格」
（1錠：10mg）	1,500円
（1錠：20mg）	1,600円
備考	自費診療、医療機関でも保険適用外

それぞれのED治療薬に一長一短があり、どれが優れているということはありません。

また、クリニックによって別途初診料や再診料として1,500円～3,000円程度乗ってくる場合もあるでしょう。

レビトラの服用方法と注意点

レビトラは適切に服用しなければEDに対して充分な効果を得られない場合があります。

正しい服用方法を解説していきます。

性行為の30分～1時間前を目安に服用

レビトラを服用する場合には、できれば性行為の1時間前くらい、遅くとも30分前くらいには服用するようにしてください。

直前に服用して挿入時にまだ充分な効果が得られておらず、セックスが上手く行かなかったという様な事態に陥りかねません。

効果自体も5~10時間と充分な長さ持続するため、余裕を持った服用をおすすめします。

食事は食べ過ぎなければOK

バイアグラは食事によって効果が表れづらくなってしまうという難点がありましたが、レビトラは食事の影響が少なく、700kcalまでであれば服用前に食べても大丈夫とされています。

服用するタイミングが食後になるようでしたら、食べすぎを避け、できるだけ時間を空けて服用することでより確実に効果を得ることができます。

お酒の飲みすぎには注意

お酒の飲み過ぎによって勃起しなくなる可能性があるのは全てのED治療薬に共通で、レビトラも例外ではありません。

ほろ酔い程度であればリラックスしてセックスに臨むことができ、より勃起しやすくなるという効果を得られるでしょう。

また、レビトラを服用すると血管が拡張され、血流が良くなるため普段よりもお酒が回りやすくなる場合があります。

いつもなら問題無いという量でも酔っ払ってしまうケースもあるため、お酒と併用する場合には控えめの飲酒をおすすめします。

レビトラの副作用

レビトラは服用した人の5割程度に軽度の副作用が表れるとされており、主な症状として次のようなものがあります。

• 目の充血
• 顔のほてり
• 鼻詰まり
• 軽い頭痛
• めまい

また、この様な軽いものの他に、体質によるリスクや服用中の他の薬との併用禁忌などもあるため、必ず医師の診察を受けた上で処方してもらうようにしてください。

レビトラの個人輸入について

悪徳クリニックが非正規のレビトラジェネリックを個人輸入しているとお伝えしましたが、クリニックを通さずとも通販サイトを利用することで個人輸入は可能です。

個人輸入でしたら1錠100円程度と格安で入手できるケースもあるでしょう。

まとめ

第2のED治療薬であるレビトラについて解説しました。

レビトラはバイアグラと比較しても効果の強さや即効性、持続時間や食事による影響の小ささなど、優れた点が多いED治療薬です。

今後はジェネリックの解禁により、手の届きやすい価格で入手できるようになることも予想されるため、EDにお悩みの方は治療の選択肢の1つとして、ぜひレビトラを検討してみてください。

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