男性は、加齢に伴って
- ここぞという時に勃たない
- 勃起力が弱くなってきた
- 中折れしたくない
- 女性とのセックスを思いっきり楽しめない
- 男として情けない
など、精力不足に悩んでいる男性は多いです。
そんな男性におすすめな、勃起力を改善できるツボが存在します。
ツボを刺激することで、精力不足を少しづつ改善することが出来ます。
本記事では、勃起力を改善するツボについて詳しく解説していきます。
目次
そもそもツボって何?
ツボとは、「神経」と「血管(血流)」が交わるポイントのことです。
東洋医学では、人体には365ヶ所存在すると言われています。
また、WHO(世界保健機構)では、361ヶ所ツボが存在すると言われています。
300以上存在するツボの中には、神経伝達と血流を改善し、精力を高めるツボが存在します。
特に、専門医院でもおすすめされる「勃起を改善するツボ」について、22選紹介します。
ツボ押しは、いつでもどこでも可能です。
したがって、ツボ押しを身に着けることで、隙間時間に勃起力改善をすることが出来ます。
ぜひ参考にしてください。
副交感神経を優位にして勃起力を改善するツボ
勃起は、
- 生活習慣の乱れ
- ストレス
などが原因で、スムーズに勃起しないことがあります。
身体をリラックスさせ、勃起の助けとなる副交感神経を刺激できるツボを紹介します。
関元(かんげん)
関元(かんげん)には、身体が元気になるために必要なエネルギーが集まっています。
したがって、関元を刺激することで、勃起力を高めることが出来ます。
また、
- 免疫力を高める
- 息切れ
- 倦怠感
- 下痢
- 体力低下
- 物忘れ
- 冷え性
- 月経痛
- 更年期障害
などの不調にも効果が期待できます。
関元の刺激方法は、以下の通りです。
- へそにある「神闕(しんけつ)」というツボから指4本分下の関元まで両手を重ねる
- お腹が凹むのに合わせて押さえる
- 5秒押して離してを10回繰り返す
関元を刺激すると、疲れた手足にじんわりと血流が流れます。
中極(ちゅうきょく)・大赫(だいかく)
中極(ちゅうきょく)・大赫(だいかく)は、ペニスなどの股間周辺に血液が流れ込みやすくなるツボです。
男性ホルモンを促進し、勃起力を高める効果があります。
中極(ちゅうきょく)・大赫(だいかく)の刺激方法は、以下の通りです。
- 中極は関元の指1つ分下(おへそから指4本分下)
- 大赫は関元の左右(5mmは度左右にずれた場所)
- 中極と大赫を一点集中で押さえたり、親指で回しながら揉む
毎日1分ほど刺激すると良いです。
また、ベッドの上の方が、指で押しやすいです。
命門(めいもん)・腎兪(じんゆ)
命門(めいもん)は、気血の流れを整え、体力と気力をパワーアップさせるツボです。
そして、精力をアップさせることが出来ます。
腎愈(じんゆ)には、人の生命力に活力を与える効果があります。
加齢によって衰える勃起力を復活させるために効果的なツボです。
他にも、
- 腰痛
- 冷え性
- 更年期障害
- 疲労
- だるさ
- 肝臓の病気
- 耳鳴り
- 難聴
- 生殖器系疾患
など、数多くの症状に効果があります。
命門は、第二腰椎の棘突起(きょくとっき)と第三腰椎の棘突起の間にあるツボです。
鋤骨の一番下と同じ高さの背骨の突起の下(へその真後ろ)にあります。
腎兪は、背骨の両側から指2本分のところで、一番下のあばら骨やへその高さに位置するツボです。
命門・腎兪の刺激方法は、以下の通りです。
- 突起の間に両手の中指を重ねる
- 左手を下にして、命門を毎日30回程度軽く押す
- 親指を腎兪に置き、状態をそらすように曲げる
- 毎日30回程度軽く押す
1人では押しにくいため、パートナーなど他の人に押してもらうことがおすすめです。
三陰交(さんいんこう)
三陰交(さんいんこう)は、ホルモンの分泌と生殖器の活性化を促すことで、勃起力を高めるツボです。
体温を高める効果もあるため、冷え性や消化器官にも効果があります。
三陰交の刺激方法は、以下の通りです。
- 内くるぶしから指4本分上の骨の脇当たりの三陰交を探す
- 親指の腹をツボに当てる
- 足首の上を強めに揉むようにして押し込む
- 3~5秒くらい押して、徐々に圧力を弱める
1日当たり3~5分が目安です。
痛みを感じやすいツボなので、慣れるまでは要注意です。
勃起力を改善するツボ
勃起力を直接的に強化するツボを紹介します。
手のツボは、いつでもどこでも押すことが出来るので、習慣化することがおすすめです。
商陽(しょうよう)
商陽(しょうよう)は、自律神経のバランスを整えて、勃起力を高めるツボです。
他にも、
- 肝臓の働きを整える
- 滋養強壮
- ストレス緩和
などの効果があります。
商陽の刺激方法は、以下の通りです。
- 人差し指の爪の付け根部分から3mmほど親指の方向にずれたところに位置する商陽を探す
- 親指と人差し指で挟んで、強めに押す
商陽を刺激する場合は、少し痛いくらいが効果的です。
通勤時間などを利用して、いつでもどこでも刺激することが出来ます。
三焦経(さんしょうけい)
三焦経(さんしょうけい)は、自律神経を司るツボです。
三焦経を刺激することで、自律神経を整え、
- 血流
- ホルモン分泌
を活発にしてくれます。
その結果、勃起のメカニズムで大切な、
- 脳
- 神経
- 血管
の機能を高めることができ、勃起力がアップします。
- 薬指を親指と人差し指の腹全体でつまむ
- 親指の腹を使って、小さな円を描くように少し強めに揉む
- 3分程度マッサージする
1日当たり3回を目安にマッサージしましょう。
陽地(ようち)
陽地(ようち)は、「気血」のめぐりを改善してくれる万能なツボです。
血流を促進してくれるので、勃起力向上に効果的です。
また、身体を温めて、免疫力を高めてくれます。
陽地の刺激方法は、以下の通りです。
- 手首を上側を反らしてシワを作る
- シワの中央より少し小指側の凹んだ部分を探す(陽地)
- 手首を握るように持ち、親指を立てて陽地を押す
- 「5秒押して離す」を10回繰り返す
陽地を刺激する際は、痛気持ちいいくらいの強さが理想的です。
労宮(ろうきゅう)
労宮(ろうきゅう)は、
- 血行を良くして身体の緊張を緩和させる
- 気持ちを落ち着かせる
などの効果があります。
血行が改善することから、ペニスの血流も促進され、勃起を促進することに繋がります。
また、肩こりなどにも効果的です。
労宮の刺激方法は、以下の通りです。
- こぶしを握った時に中指と薬指の先端の間にある労宮を探す
- 労宮を中心に、手のひら全体を少し強く指圧する
- 「5秒押して離す」を5回程度繰り返す
労宮を刺激するには、ゴルフボールを使用することがおすすめです。
ゴルフボールを両手に抱え込むことで、両手の労宮を同時に刺激することが出来ます。
げき門(げきもん)
げき門(げきもん)は、自律神経の興奮を鎮め、精神を落ち着かせる働きがあります。
性的な刺激を陰茎に伝達しやすくすることで、勃起力を高めることが出来ます。
また、
- 動悸
- 息切れ
- 胸部不快感
- 胸痛
などにも効果的だと言われています。
げき門の刺激方法は、以下の通りです。
- 手首の横シワから指8本分肘よりの腕の中央にあるげき門を探す
- 手首を握るように持つ
- 1分程度親指で押したり揉んだりを繰り返す
げき門は、押すと少し痛いツボです。
強く押し過ぎないように注意しましょう。
築賓(ちくひん)
築賓(ちくひん)は、下半身の血流を改善することで、勃起力を高めるツボです。
他にも、
- 足の冷え
- むくみ
などを解消することが出来ます。
築賓は、ふくらはぎの内側に存在するツボです。
膝とくるぶしの中間あたりのふくらはぎの内側を押し、痛い部分が築賓です。
築賓の刺激方法は、以下の通りです。
- 築賓を探す
- 親指の腹で強めに5秒間押して離す
- 5回程度繰り返す
築賓は、便通改善のツボでもあります。
したがって、便秘の人はかなり痛いので覚悟が必要です。
会陰(えいん)
会陰(えいん)は、ペニスの付け根と肛門の間にあるツボです。
少し凹んでいるため、すぐに分かります。
会陰は、下腹部の血行と陰部の血行を直接改善してくれます。
したがって、セックスの前に押すことで、勃起を高く保つことが出来ます。
会陰の刺激方法は、以下の通りです。
- 会陰に親指の第一関節まで入れる
- 圧をかけながら会陰の下半分をマッサージする
次髎(じりょう)
次髎(じりょう)は、お尻の上部にある仙骨のくぼみにあるツボです。
腰部と同時に生殖器の血行を改善してくれるので、勃起力を高める効果があります。
次髎の刺激方法は、以下の通りです。
- 親指の腹で5秒押して離す
- 5回繰り返す
次髎の場所が自分で確認しにくい場合は、他の人に場所を確認してもらいましょう。
浪越圧点(なみこつあつてん)
浪越圧点(なみこつあつてん)は、お尻をきゅっと締めた時に出来るくぼみの上部にあるツボです。
上殿神経を刺激することが出来ます。
腰痛改善に効果的で、陰部の血行促進にも期待できます。
浪越圧点の刺激方法は、以下の通りです。
- 親指の腹で揉んだり押したりする
- 1分程度を目安にマッサージする
陰包(いんぽう)
陰包(いんぽう)は、太ももの内側から指5本先のヶ所にあるツボです。
腰部にある勃起中枢の刺激が出来ます。
したがって、生殖機能の向上に期待できます。
また、
- ペニスへの血流促進
- 精子生成
などの助けとなります。
陰包の刺激方法は、以下の通りです。
- 親指の腹で強みに押し込む
- 5秒間押して離す
- 5回程度繰り返す
陰包は、刺激すると少し痛みを感じます。
しかし、少し痛いくらいが効果的です。
気衝(きしょう)
気衝(きしょう)は、脚の付け根の中央の少し上部のところにあるツボです。
尿道や膀胱の疾患に効果的であると言われています。
また、精力回復にも効果的です。
ペニスへの血流を向上させ、神経伝達も改善されます。
気衝の刺激方法は、以下の通りです。
- 4本指の腹で押し込むように、少し強く揉む
- 30秒×2セット行う
気衝は、強く押しすぎないように注意しましょう。
横骨(おうこつ)
横骨(おうこつ)は、恥骨上部の左右に存在するツボです。
男性ホルモンの低下による性欲減退をサポートしてくれます。
横骨を押すだけでムラムラする男性は、少なくありません。
横骨を刺激する方法は、以下の通りです。
- 両方のツボを指1本ずつ使用して押して揉む
- 1分程度を目安にマッサージする
横骨は、性器付近にあるので、強く押しすぎないように注意しましょう。
前立腺帯(ぜんりつせんたい)
前立腺帯(ぜんりつせんたい)は、内くるぶしの下側にあります。
前立腺の機能を高める効果があります。
また、射精コントロール能力が高まります。
早漏の男性には、最適なツボです。
過度な興奮や疲れなどですぐに射精してしまう男性は少なくありません。
前立腺の疲労を改善することで、早漏射精をある程度我慢することが出来ます。
前立腺帯の刺激方法は、以下の通りです。
- 親指の腹で強く流すように刺激する
- 1分程度を目安にマッサージする
マッサージする際は、爪で傷つけないように注意しましょう。
睾丸帯(こうがんたい)
睾丸帯(こうがんたい)は、外側のくるぶしの下部に存在します。
睾丸の機能を高める効果があります。
- 精子能力(妊娠)の向上
- 精子量の増加
などに期待することが出来ます。
睾丸帯の刺激方法は、以下の通りです。
- 親指の腹で強く流すように刺激する
- 1分程度を目安にマッサージする
爪で傷つけないように注意しましょう。
耳の勃起力改善のツボ
外生殖器
耳の最上部にあるツボです。
性器機能を高める効果があります。
勃起力を強化するツボなので、
に悩んでいる方におすすめです。
腎
耳の穴の左斜め上にあるツボです。
生殖機能向上効果があり、精子力向上効果があると言われています。
睾丸
耳たぶの上部のポコッと出ている部分にある「対耳珠」という部分裏側にあります。
睾丸機能を向上させるので、妊活をしている男性に効果的なツボです。
内分泌
珠間切痕(しゅかんせっこん)という箇所が、内分泌系のツボとなります。
男性ホルモン分泌を促進するツボです。
- 性欲アップ
- 性機能向上
などの効果に期待できます。
まとめ
勃起力を改善する22ヶ所のツボを紹介しました。
簡単に刺激できるものばかりなので、通勤時間などを利用して勃起力改善に励むことが出来ます。
また、疲労回復効果なども見込めるため、健康増進の効果が高いと言えます。
ツボ押しは、様々な健康効果があるので、ぜひ紹介したツボ押しを参考にしてください。
ツボ押しでの勃起力改善以外には、精力剤での勃起力改善方法も存在します。
精力剤は、勃起力を改善するための有効成分が多く配合されています。
また、継続することで、様々な健康効果も得られます。
ツボ押しが面倒に感じる方は、精力剤も試してみてはいかがでしょうか。