性欲を満たし、お互いの愛情を感じ合うセックスにおいて、疲労感が先行してしまい、ぐったりする人もいると思います。
せっかくセックスしたのに、疲労感を感じてしまうのはなんだかもったいないし、相手にもそんな姿を見せたくない。
セックスによる疲労感は多くの要因が考えられるので、それらの要因を改善する必要があります。
この記事ではセックスでの疲労感を感じず、長く楽しむためのポイントやトレーニング方法について紹介していきます。
目次
こんなセックスは疲れる?原因かもしれないリスト
セックスは男性の動きがメインのことが多く、男性は身体的疲労を感じやすいといえるでしょう。
仕事などで疲れが溜まっている場合、セックスによる疲労感も溜まりやすいといえます。
愛情を感じあうはずのセックスにおいて、疲労感を感じてしまってばかりでは、セックスをするのも嫌になってしまうこともあるでしょう。
セックスで疲労感を感じる要因を理解することにより、セックス疲れを改善することが可能です。
セックス疲れに関係する3つの原因を解説します。
セックスが激しすぎる・疲れる体位である
正常位や後背位など、セックスは男性の動きが激しくなる体位が多く、疲れやすくなってしまいます。
パートナーへのサービス精神が旺盛だったり、張り切り過ぎてしまったりと、より激しい動きをするのも疲労感の原因だといえるでしょう。
激しい動きをすることで、女性を満足させようとする男性は多いと思います。
年齢を重ねていくにつれて、若い頃と同じようなセックスを楽しむのは難しくなるので、疲れにくいセックスを心がけるようにしましょう。
女性の反応が薄く、不安になる・なかなかイってくれない
男性は、女性が快感に歪む顔や反応、仕草を見ることによって、高揚感を得る人が多くなっています。
反応が薄かったり、なかなかイってくれない女性に対して、自分のテクニックに不安を感じる男性は多く、射精を我慢して愛撫を続けなければならないので疲労が溜まってしまいます。
男性がどれだけ頑張っても、女性の反応が薄いと、心に虚無感だけが募ってしまい疲労感につながるでしょう。
相手を気遣いすぎる
男性の中には、相手の女性のことを愛しすぎてしまい、気を遣いすぎる人もいます。
- 「自分のテクニックで感じているか」
- 「ちゃんとイクことはできるのだろうか」
など、色々と考えすぎてしまい、セックスに集中できないことが原因だといえるでしょう。
本来であれば快感に浸れるはずのセックスが、精神的負担になってしまうことにより疲労感へとつながってしまいます。
この疲労感は、彼女への愛情の表れともいえますが、セックスが負担になってしまうでしょう。
逆に女性がセックス後に疲れている時の原因リスト
セックスは、女性が自分から動くことは少ないですが、男性本位のセックスに疲れてしまうことも多いようです。
男性は男性なりの悩みがあるように、女性は女性なりの悩みがあるといえるでしょう。
自分から身体を動かすことが少ない女性にとって、セックス疲れは男性のものとは異なります。
パートナーとの愛情を確かめ合うセックスにおいて、事後に疲労感を感じてしまうことにより、セックスそのものが嫌になる女性も多いのです。
疲れてしまう要因を理解することは、パートナーとのより良いセックスをする上で重要なことだといえます。
女性が疲れてしまうセックスで考えられる原因は3つあります。
遅漏
男性にとって早漏を嫌がる人は多いですが、逆に「遅漏」は女性に負担をかけるものとなってしまいます。
セックスに2時間や3時間もかかってしまうことにより、膣への負担がかかるだけでなく、女性に精神的負担を与えることになってしまうでしょう。
- 「私では気持ち良くないのかな」
- 「締まりが悪いせいなのか」
など、女性は不安に感じてしまうので、セックス恐怖症になってしまうこともあります。
テクニックに乏しく、苦痛を伴ったりイッたふりをしなければならない
前戯が不十分なために、挿入時に痛みを伴うセックスは、女性がセックス後に疲れてしまう原因だといえるでしょう。
男性に気を遣い、気持ちの良いふりやイッたふりをすることにより、セックス後に疲れてしまう女性も多いのです。
セックスでイクことのできる女性は、全体の約6割程度といわれています。
オナニーでイクことはできても、セックスではイクことができないので、イッたふりを続けることが負担になってしまいます。
一方的な要求が多い
彼女に対する思いやりがなく、一方的な要求が多いセックスは、女性にとって疲れるセックスだといえるでしょう。
本来セックスは、愛情を感じることにより、快感に変化するものです。
愛情を感じられず、男性本位のセックスでは虚しくなるだけです。
虚しさしか残らないセックスは、女性に精神的負担を与えるだけになってしまうので、疲労感につながってしまいます。
セックス疲れを改善し、楽しむためのポイント
疲れてしまうセックスは老けるセックスといわれており、逆に疲れが残らず充足感が得られるセックスは若返るセックスといわれています。
セックス疲れを改善するには若返るセックスを目指す必要があり、肉体的にも精神的にもストレスを感じないものでなければいけません。
セックスを義務感のように捉えるのではなく、遊びの延長のように、気軽に捉えることで精神的負担を減らせるでしょう。
若返るセックスを目指して、お互い楽しめることを心がけるようにしましょう。
疲れない体位を探す
身体は疲れているけど、セックスはしたいという男性は多いことでしょう。
そんな時は疲れにくい体位でセックスを楽しむのがおすすめです。
背面側位や寝バックのように、男性の負担も少ない体位であれば、疲れにくいセックスをすることができます。
自分なりの疲れにくい体位をみつけて、負担が少ない形で楽しんでみましょう。
セックスのときに使う筋肉を鍛える
セックスは激しい全身運動ともいえるので、セックスに必要な筋肉を鍛えておくことで疲れにくくなります。
広背筋を鍛えておくことで、正常位やバックで疲れにくくなります。
広背筋を鍛えるには、懸垂がおすすめです。
また腹筋を鍛えておくことにより、ピストン運動の持続やセックス後の腰や背中の痛みを軽減できます。
腹筋を鍛えるには、クランチがおすすめです。
腕の筋肉を鍛えておくことで、セックスでの体位のバリエーションを増やすことができます。
腕の筋肉を鍛えるには、プランクレッグレイズがおすすめです。
セックスと筋トレに関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
お互いにリラックスする
「パートナーを気持ち良くしなきゃいけない」という気持ちを抱きすぎないようにリラックスしましょう。
お互いのどちらかが精神的ストレスを抱えたままでは、若返るセックスを目指すことは難しいでしょう。
愛撫が強すぎたり、痛みがあったりする際には、相手にちゃんと伝えた上で、我慢しないようなセックスを心がけましょう。
ポリネシアンセックスを試してみる
じっくりと時間をかけてポリネシアンセックスをしてみることにより、若返るセックスを楽しめるといえるでしょう。
挿入ではなく肌の触れ合いにより、お互いの愛情を感じられますし、精神的充足感を得られるでしょう。
ポリネシアンセックスによって快感だけではなく、多幸感を得ることができますよ。
ポリネシアンセックスとは、ポリネシア地方に伝わる伝統的なセックスの方法です。ポリネシア地方で代表的な国といえばニュージーランド。キリバスやトンガなども有名ですが、実はハワイも含まれます。
ポリネシアンセックスでは、4日間愛撫のみを続け、最終日となる5日目にようやく挿入を行います。肉体的な快楽だけではなく、精神面でのつながりを重視しているのも特徴ですね。時間をかけることによってオーガズムが深くなり、より満足感を得ることができると言われています。
まとめ
セックス疲れはさまざまな要因がありますが、男女ともに疲れる要因があります。
肉体的負担や精神的負担をなくし、セックスにストレスを感じないようにすることが、セックスを長く楽しむポイントだといえるでしょう。
お互いのことを思いやり、ある程度我慢しないことが、疲れないセックスとなります。
肉体的・精神的に充足感を感じられ、愛情を感じられるような若返るセックスを目指してみてください。