射精までの時間が短く、我慢することもできない早漏。
その対策として、塗り薬を用いれば簡単に早漏を改善できます。
この記事では、早漏対策に効果的な塗り薬について詳しく解説していきます。
目次
早漏対策に用いられる塗り薬とは?
セックスの際にペニスがフェラや挿入によって性的な刺激を受けると、射精のコントロールができずに短時間でオーガズムに達してしまう早漏。
我慢できる時間が何分以下なら早漏といった明確な基準はないものの、早漏の自覚がある方の多くは1~2分程度でオーガズムに達してしまうことが多く、男性として自信が持てない、セックスを長く楽しめない、パートナーを満足させられないなど、様々な悩みを抱えがちです。
そんな早漏を改善する方法の1つとして、早漏の塗り薬というものがあります。
その紹介に先立って、まずは早漏の具体的な症状と原因を見ていきましょう。
早漏の症状と原因
早漏の症状については上でも触れているとおりで、簡単にいえば射精までの時間が極端に短く、我慢もできないというものです。
早漏に関して医学的な基準などはありませんが、基本的に自分、もしくはパートナーが、射精までの時間が短いと感じるのであれば早漏ということになります。
症状の判断については、ある程度主観的であるというわけですね。
そして、早漏の原因は3種類あります。
早漏の原因①:過敏性早漏
過敏性早漏は、ペニスやその周辺が極度に敏感であることが原因となっています。
通常、射精というのはペニスへの刺激そのものだけではなく、刺激によって脳が性的に興奮することでオーガズムに達しますが、過敏性早漏の人はペニスの神経が敏感であるため、刺激のみですぐに射精に達してしまいます。
過敏性早漏は若い人や包茎の人、手早くオナニーを済ませることが習慣になっている人に多いと言われています。
早漏の原因②:心因性早漏
心因性早漏は外的な刺激が無くても、女性の裸やセックスのことを想像するだけで興奮する度合いが非常に強いという特徴があり、中には想像だけでペニスに触れずとも射精してしまうケースもあります。
心因性早漏は過去にセックスで早く達してしまったことがコンプレックスやトラウマになっている人に多く見られるタイプの早漏で、また早くイッてしまうのではないかという不安やストレスによって交感神経が活発になり、かえって興奮を高めてしまい、オーガズムに達しやすい状態になってしまうという仕組みです。
早漏の原因③:衰弱性早漏
これは加齢などの理由によって射精をコントロールする射精閉鎖筋が衰え、射精までの時間が短くなってしまうというタイプの早漏です。
精液が放出される勢いも弱く、射精感も鈍くなりがちなのが特徴で、40代以降の男性に多く見られます。
塗り薬は麻酔成分によって感覚を鈍らせる
早漏には3つのタイプがあることが分かりましたが、早漏に効く塗り薬とは麻酔成分が含まれたクリームや軟膏などを直接亀頭やその周辺の性感帯に塗ることで感覚を鈍らせ、刺激を感じにくくすることで射精までの時間を長くするというものです。
そのため、3種類ある早漏の中でも、過敏性早漏に対しては特に効果があります。
また、衰弱性早漏も根本的な原因は射精閉鎖筋の衰えではあるものの、ペニスへの刺激によって射精するという仕組み自体は正常な場合と同じですので、ある程度の効果は期待できます。
心因性早漏の場合には、人によっては直接的な刺激なしでも達してしまうこともあるので、塗り薬による効果は出づらいかもしません。
ただし、心因性早漏はストレスや不安といった心理的な要因が早漏の原因となっており、リラックスすることが改善につながるため、「塗り薬を塗ったから大丈夫」という安心感からリラックスしてセックスに臨むことができ、結果的に早漏が改善されるという可能性はあります。
代表的な早漏対策の塗り薬
最後に、早漏対策の塗り薬としておすすめのものを3種類ご紹介します。
フェミニーナ軟膏
フェミニーナ軟膏は小林製薬から発売されている、非ステロイド鎮痒消炎剤です。
元々はデリケートゾーンのかゆみを抑えるための第二類医薬品ですが、有効成分として含まれるリドカインに皮膚麻酔効果があり、ドラッグストアなどでも簡単に購入できるため、早漏対策として用いる男性も少なくありません。
使用方法もトノスと概ね同様で、セックスの20~30分前に、尿道を避けてペニスに塗り込み、効果が表れたら石鹸で洗い流した上でセックスを行ってください。
注意点としては、フェミニーナ軟膏の使用によって中折れしやすくなったり、薬剤性のEDになってしまうというケースも報告されているため、少量ずつ様子を見ながら使用するようにしてください。
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リドスプレー
リドスプレーは、麻酔成分であるリドカインを含む点はフェミニーナ軟膏と同様ですが、スプレータイプで使い勝手が良いのが特徴の製品です。
セックスの10~20分前にスプレーすると、3時間程度効果が持続するため、塗り薬よりも手軽に使用したいという方におすすめです。
トノス
最後に紹介するトノスは大東製薬工業株式会社から発売されている、早漏用塗り薬のロングセラー商品です。
有効成分としては
- アミノ安息香酸エチル
- プロカイン塩酸塩
- ジブカイン塩酸塩
を配合。
おれらは局所麻ひ剤で、皮膚の感覚を麻痺させる効果によって、早漏の症状を改善してくれるというものです。
トノスは射精までの時間が1分~15分の男性におすすめされており、1分未満の場合には医師による治療が推奨されています。
使用方法としては、尿道口周辺を避け、亀頭冠と呼ばれる、いわゆるカリの周辺に5mm程度を取り出し、塗り込みます。
始めて使う方は、少なめから様子を見ることが推奨されています。
塗ってから10分~20分程度で効果が表れるため、セックスの20分30~分程度を目安に塗布するとよいでしょう。
また、コンドームを使用せずに生でセックスする場合には、女性への影響を考慮し、挿入前に石鹸などで洗い流すようにしてください。
さらにトノスには男性ホルモンの一種であるテストステロンが配合されており、男性ホルモンの補充による精力増強を目的にも使用することができます。
加齢による勃起力や性欲の低下にお悩みの方は陰のう全体にトノスを塗り込んで使用してみてください。
最初は毎日使用し、改善が見られた場合には頻度を2日~3日に1回程度に落として継続的に使用します。
まとめ
早漏対策の方法として、早漏用の塗り薬について紹介しました。
早漏には様々な原因がありますが、主に亀頭の感覚が敏感過ぎることが原因であるタイプの早漏に対しては、麻酔成分が含まれた塗り薬が有効です。
是非この記事で紹介している製品を試してみて下さい。