にんにくといえば、精のつく食べ物として真っ先に思い浮かべる食材の代表格です。
実際にスタミナメニューなどに採用されることが多く、一般的にも精力がつく食材の代表の様に扱われています。
しかし、実際のところにんにくの精力増強効果はいかがなものなのでしょうか。
この記事では、にんにくの精力増強効果について詳しく見ていきます。
目次
にんにくが持つ3つの精力増強効果
にんにくといえば精力増強代名詞ともいえる食材です。
にんにくの効果は「アルギニン」「アリシン・ビタミンB1」「メチルアリストリスルフィド」という成分によってもたらされるものです。
それぞれの成分の効果・効能について詳しく見ていきましょう。
豊富なアルギニンによる精力増強
にんにくにはアルギニンが豊富に含まれています。
アルギニンは精力剤のメイン成分に使われることの多いアミノ酸の1種で、精力増強といえばアルギニンというくらい、男性機能の強化に欠かせない成分です。
アルギニンの摂取が精力増強につながる理由としては、血流改善効果が挙げられます。
アルギニンを摂取すると体内の一酸化窒素(NO)の分泌量が増えることが分かっています。
この一酸化窒素には血管を拡張する作用があるため、アルギニンを摂取することで血流が改善され、結果として性欲の増強や勃起力の強化といった効果が得られるというわけです。
アリシンとビタミンB1が精力ホルモンの分泌を促進
にんにくの注目すべき成分のひとつに、アリシンというものがあります。
アリシンは、にんにくの強烈なニオイの元となる成分で、にんにくの細胞が傷ついた際に、元々は無臭であるアリインという成分とアリイナーゼという酵素が反応することで発生する物質です。
そしてこのアリシンという成分は、にんにくに豊富なビタミンB1と結びつくことで使用性のアリチアミンという物質になり、体内への吸収が良くなる他、交感神経を刺激することで、アドレナリンとノルアドレナリンという2種類のホルモン分泌を促進します。
これらのホルモンは血圧を上昇させ、興奮状態、すなわち臨戦態勢に導いてくれるホルモンです。
にんにくを食べると活力が漲り、やる気が満ち溢れた状態になるのは、この作用によるもので、セックス前の景気づけとしても即効性があるためうってつけです。
メチルアリルトリスルフィドが血流を改善
アルギニンが逸散窒素の分泌促進により血流を良くするとお伝えしましたが、にんにくはもう一つ、メチルアリストリスルフィドという血流促進成分が含まれています。
メチルアリルトリスルフィドには血液中に含まれる血小板の凝固を抑制し、血液をサラサラの状態に保つ作用があります。
これによって体内での血の巡りが良くなるという訳です。
アルギニンの作用とあわせて、血行促進による精力増強効果を得ることができます。
にんにくを効果的に摂取できるサプリメント
- いっぱい食べたくない
- 毎日食べたくない
- 調理するのがめんどくさい
- においが気になる
という人はサプリメントで摂取がおすすめです。
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にんにくを食べる際の注意点
精力増強や滋養強壮作用が抜群のニンニクですが、その効果を最大限得るためには、食べ方にも注意する必要があります。
ここからはにんにくを摂取する際に気をつけたいポイントを3つ紹介していきます。
ニオイが必要不可欠
にんにくには精力増強に関する様々な効果があるものの、実はその多くはニオイ成分に由来しています。
アリシンによるアドレナリンとノルアドレナリンの分泌もその一つですね。
しかし、にんにくのニオイはエチケットの観点から、調理の際にニオイを飛ばすような調理方法が取られる場合がしばしばあります。
これはにんにくを食べる人からすると喜ばしいことであると思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
にんにくはニオイを飛ばしてしまうと、ニオイ成分由来の効果・効能も失われてしまうからです。
そのため、にんにくを食べる際には、ニオイは必要なものであると割り切って、食べた後のケアなどに注力し、調理の際にはニオイを生かした調理方法をおすすめします。
特にスライスやみじん切り、すりおりしなどで薬味としてそのまま食べるという方法は効果的ですね。
また、加熱調理を行う際にはニオイがどうしても飛びやすくなりますが、オリーブオイルと一緒に炒めることでニオイを油に閉じ込めるという方法も有効です。
にんにくを摂取する際には、そのニオイも楽しめる方法で食べるようにしてみてください。
習慣的に食べるのがおすすめ
にんにくには即効性のある効果と、長期的な摂取によって表れる効果があります。
例えば、アリシンによる精力ホルモンの分泌などはすぐに効果が表れるため、例えばセックスの予定がある日ににんにくを食べることで、いつも以上に精力が漲った状態で臨めるといった効果を得られるでしょう。
しかし一方で、アルギニンによる血流促進効果などは、一朝一夕で表れるものではなく、ある程度の期間継続的ににんにくを食べ続ける必要があります。
血流促進や滋養強壮といった精力をベースから底上げしてくれる効果を実感したいのであれば、ぜひ習慣的ににんにくを食べるようにしてみてください。
食べすぎに注意
にんにくは非常に刺激が強い食品です。
一度に食べ過ぎると、消化器官を痛めて腹痛が表れたり、気持ち悪くなってしまったりすることがあるため、食べすぎないようにしてください。
摂取量の目安としては、1食あたり20g程度が適量と言われています。
1欠片あたりの量が5~7g程度と言われているため、3~4欠片程度が目安の摂取量になるといえるでしょう。
もしにんにくを食べすぎてしまい、腹痛の症状が表れたばあいには、水分を多めに摂取してみて下さい。
にんにくに含まれる刺激成分であるアリシンは水溶性ですので、水を飲むことによって尿として排出しやすくなります。
また、にんにくの食べすぎによって腸内環境が悪くなってしまっていることが原因であれば、乳酸菌を摂取したり、整腸剤を飲んだりすることも有効です。
まとめ
にんにくの精力増強効果について解説しました。
にんにくは少量食べるだけで血流改善や精力ホルモンの分泌など、様々な勢力増強効果が期待できる、非常に優秀な食品です。
ただし刺激が強い分摂取方法には気をつける必要があるため、ぜひこの記事で紹介した内容を参考にしてみて下さい。