精液を増やす方法!効果的な食べ物や注意したい生活習慣を解説します

最近オナニーやセックスをしても精液の量が少なく、なんとなく満足感が薄れていると感じませんか?

精液の量が少ないというのは2つの理由があります。

一つ目は、さほど男性が興奮していないということ。

二つ目は、精液を作るホルモンが減退していること。

今回の記事では、精液の構造を理解するとともに、精液の量を増やす方法について解説していきます。

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精液の構造と一般的な射精の精液量

まずは精液について詳しく解説します。

精液とは、主に以下の3種類が混ざって出来上がっています。

  1. 精子(せいし)
  2. 前立腺液(ぜんりつせんえき)
  3. 精嚢液(せいのうえき)

これら3種類が「1(精子):3(前立腺液):6(精嚢液)」の割合で混ざり合って精液となっています。

精液の構造_3種類の内訳

世界保健機構(WHO)の発表によると、男性は一度の射精で平均2mlの精液を発射します。

ただし個人差があるため、0.2~6.6ml程度の精液が発射されます。

女性が妊娠するには、2mlの射精量で十分です。

ちなみにこの精液にはいわゆる「我慢汁」は含まれていません。

我慢汁は「カウパー氏腺液」とも呼ばれる液体で、精液を発射する前に出る、カウパー腺(尿道球腺)から分泌されるアルカリ性の液体です。

我慢汁「カウパー腺液」が出る理由

我慢汁(カウパー腺液)が出る理由は2つあります。

  1. 女性器への挿入がスムーズにできるための潤滑油的な役割のため。
  2. 女性の膣内をアルカリ性に変えるため。

女性器の内部は細菌の繁殖を防ぐために、常に弱酸性に保たれています。

しかし弱酸性の状態だと、男性が放出した精子の活動を鈍化させてしまうため、我慢汁でアルカリ性に変え、精子の活動を妨げないようにするのです。

精液を増やす方法

精液の量を増やすには、割合の高い精嚢液(せいのうえき)を増やすことが必要です。

この精嚢液は、男性の脳が興奮状態にあるときに分泌されます。

つまり、射精の前に長時間男性が興奮状態にあれば、精液の量は増えるわけです。

では、精液を増やすためにできることを解説していきます。

自慰行為などによる射精を抑える(オナ禁)

オナニーする男性

男性は一定期間射精をしていないと、それだけ多くの精液を放出できます。

そのために有効なのが「射精をしない」こと。

つまり自慰行為を我慢するオナ禁と呼ばれる行為です。

ただしオナ禁といってもどの程度我慢すればいいのでしょう?

一般的に考えれば、我慢すればするほど精液の量は増えると思いがちですが、実は3日程度が限度となります。

これは単純な話で、精巣に貯められる精液は、およそ3日分が限界だからです。

つまり、それ以上我慢したところで効果は見込めません。

毎日のように自慰行為を行っている方は、3日ほど自慰行為を禁止することで、大量の精液を放出できるようになります。

精液を増やす効果のある食べ物・サプリメントを摂取する

健康的なオーガニック食材・料理

3日間自慰行為を我慢することで、MAXに近い精液を放出することも可能です。

そもそも自慰行為をしていないのに精液量が少ない人はどうすればよいのでしょうか。

これはもう単純に「精液の産生量を増やす」しかありません。

そこで精液の量を増やせる栄養素や食べ物、サプリメントに関して紹介していきましょう。

亜鉛

精液の産生に必要と言われている必須アミノ酸のひとつが亜鉛です。

亜鉛を効率的に摂取するには、牡蠣がおすすめ。

ほかの食材と比較しても亜鉛の含有量が多く、効果的な摂取ができます。

亜鉛については以下の記事で詳しく解説しています。

アルギニン

アルギニンは成長ホルモンを活性化させるアミノ酸であり、精子の産生にも影響があるアミノ酸です。

アルギニンはナッツ類などに多く含まれています。

アルギニンの詳細に関しては下の記事で詳しく解説しています。

シトルリン

シトルリンは1930年に日本でスイカの中から発見されたアミノ酸です。

シトルリンはアルギニンを生成するために必要なアミノ酸であり、シトルリンが少ないとアルギニンの生成量が減り、結果精子の量も減る結果になります。

また血管拡張の効果も持っており、勃起力の改善にも役立ちます。

オメガ-3脂肪酸

オメガ-3脂肪酸は、精子の量や精液の量を増やす栄養素ではありませんが、精子の質を向上させる物質です。

より良質の精液が生成されると考えれば、こちらも欠かせない栄養素となり、魚介類やナッツ類に多く含まれています。

射精までに性的興奮を高める

男性器を掴む・痛み

精液の量を増やすには、精子をしっかりと作るための栄養素を摂取することも大事ですが、何より精嚢液の量を増やすことが重要で、そのために必要となるのが「興奮すること」です。

上でも説明した通り、精嚢液は脳が興奮を感知したときに分泌されるため、射精までの間により興奮をしたほうが量は多くなります。

性的興奮を持続させるためには、セックスも単調にならないことが重要です。

より自分が興奮するようなプレイを心がけることで性的興奮が増し、精液の量も増えていきます。

筋トレ・運動をする

スクワットする男性

精液の量を増やすために筋トレをするというのも不思議に感じるかもしれませんが、精子を作り出すのに必須となる男性ホルモンがテストステロンです。

このテストステロンは筋肉の増大や骨格の形成にも関与しているため、筋肉量を増やすことでテストステロンの量が増えていきます。

テストステロンを強化することで精子を作る能力が上がるので、筋トレや運動などは必須の条件と言ってもいいでしょう。

テストステロンに関しては、以下の記事でその関係性を解説しています。

注意!精液の量が減ってしまう要因

生活習慣や嗜好によっては、精液量を減らしてしまう可能性がある行為があります。

精液量を増やすためにも、精液を増やす障害になりかねない行為はできるだけ減らすようにしましょう。

喫煙

喫煙と飲酒するサラリーマン男性

喫煙は血液の流れを悪くします。

そのため勃起力の低下を引き起こす可能性があります。

さらに精子の数の減少や質の低下を引き起こす可能性もあるので、できれば禁煙、少なくとも本数を減らす努力はしておきたいところです。

サウナや熱いお風呂に長時間入る

サウナでくつろぐ男性

精巣は熱に弱い器官です。

そのため体内ではなく体の外部に、しかも袋に包まれて保護されています。

そのためサウナや温度の高い風呂に長時間つかることで、その働きが低下してしまいます。

ちなみに長時間蒸れた状態であるのも精液を作るにはマイナスです。

できるだけ熱を与えないようにするといいでしょう。

肥満傾向

肥満男性(デブ・太い)

スウェーデンやインドの研究グループの研究によると、BMIの高い人は精子の量が少ないという研究結果が出ています。

まだ正確な科学的因果関係に関しては研究されていませんが、肥満の人は精子が少ない、精液濃度が薄いというのは事実と考えていいでしょう。

ちなみに同じ研究では、痩せすぎでも精子量や精液濃度の低下がみられるようです。

ストレス

暗い部屋で悩む男性

ストレスを抱え込んでいる人は基本的に性欲が低いとされています。

ストレスを感じているとテストステロンの量が減少するという研究結果があり、結果性欲が低下し、当然ながら精子の量も少なくなる傾向にあるようです。

まとめ

満足度の高い射精を行うためには、多量の精液を放出することが求められます。

そんな精液量を増やすには、精子の量を増やし、精嚢液の量を増やす必要があります。

これらの量を増やすには、以下の方法が有効であるといえるでしょう。

  • 3日を限度にオナ禁する
  • 性的興奮を感じるようなシチュエーションを意識する
  • テストステロンが増えるような食事、サプリメントを摂取する
  • 規則正しい生活を心がける
  • 適度な筋トレや運動を行う

もちろんこれがすべてではありません。

しかし、これらのことに気を付ければ精子や精液の量が増え、より満足したセックス・オナニーを楽しむことができるでしょう。

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